事前相談・エンディングノートの活用法

2026年1月
  • 葬儀ポチ袋の表書き完全ガイド

    知識

    葬儀でお世話になった方へ渡す心付け。その際に使うポチ袋の表書きをどのように書けば良いのか、悩む方は少なくありません。渡す相手や状況によって適切な言葉が異なるため、正しい知識を身につけておくことが大切です。ここでは、葬儀で使うポチ袋の表書きについて詳しく解説します。まず、筆記用具ですが、香典袋に書く際は悲しみの涙で墨が薄まったことを表すために薄墨を用いるのがマナーですが、心付けやお車代は感謝の気持ちを伝えるものですので、濃い墨の筆ペンやサインペンを使用するのが一般的です。表書きは、袋の中央上部に、目的を示す言葉を記します。最も広く使えるのが「御礼」です。霊柩車の運転手、火葬場の係員、受付などのお手伝いの方など、お世話になったすべての方に対して使うことができます。同様に「志」も宗教宗派を問わず使える便利な表書きで、感謝の気持ちを込めた心遣いを意味します。相手が目上の方でない場合は「寸志」という言葉も使われますが、これは「心ばかりのわずかな印」という意味で、少しへりくだった表現になるため、相手によっては失礼と受け取られる可能性もあります。迷った場合は「御礼」や「志」を使うのが無難でしょう。特定の目的で金銭を渡す場合は、その目的をそのまま書きます。遠方から来ていただいた僧侶や親族には「御車代」、通夜振る舞いや会食を僧侶が辞退された場合には「御膳料」としてお渡しします。表書きの下には、自分の名前をフルネームで書きます。喪主として渡す場合は、喪主の氏名を書きます。夫婦連名の場合は、中央に夫のフルネームを書き、その左側に妻の名前のみを記します。裏面には、金額を記載するのがより丁寧な作法とされていますが、ポチ袋の場合は省略することも多いです。もし書く場合は、裏面の左下に漢数字の旧字体(例:金伍仟圓)で書くとより格式高くなります。心を込めて丁寧に書かれた表書きは、それ自体が相手への感謝のメッセージとなります。焦らず、落ち着いて準備をしましょう。